- ゼンザブロニカ/ゼンザブロニカD(1959年3月22日フィラデルフィアカメラショーにて[2]発表、同時発売、1959年4月18日国内発表、12月8日国内発売、1961年S型発売に伴い改名) – 焦点調節とシャッターチャージと巻き上げを同軸ノブとした。焦点調節はラック・アンド・ピニオン方式でボディーに内蔵された鏡胴が前後する。標準レンズの75mmの距離目盛はノブに、交換レンズの50mm、135mm用は鏡胴側面につけられる。外装にステンレス鋼を使用している[2]。当初は単にゼンザブロニカであったが後継機発売によりD[2]またはDXと呼称されるようになった。ミラーがボディー内に滑落する構造のクイックリターン式。レリーズするとまず反射鏡がボディー内部に設けられたくの字状のガイド溝にそってボディー内部に滑落し、それと同時に焦点面の下面を遮光幕が遮蔽、また反射鏡がボディー底面に行くとその内面反射を防ぐべく覆いがかぶさる構造で縦走りシャッター幕が開閉し、作動が終わるとドラムスプリングのリバウンドで復帰する方式により、バックフォーカスが短めのレンズでも反射鏡と衝突を回避できる長所を有するカメラであった。絞りは完全自動絞り。シャッター最高速は1/1250秒[2]。セルフタイマーのガバナーを長時間露光に流用し2~10秒の機械式スローシャッターを可能としている[2]。ミラーアップ機構は装備されていないがセルフタイマーでほぼ同等の効果を得ることはできる。ハッセルブラッドとデザインが似ていたためクレームを受けて早期に製造中止となったため収集の対象となり高価に取引されている。(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゼンザブロニカ)
ゼンザブロニカD仕様 |
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形式 | 6X6判 フォーカルプレーンシャッター式一眼レフ |
使用フィルム | 120フィルム |
レンズマウント | バヨネット式ブロニカマウント(スクリューマウント径57mm・ピッチ1mmおよび大型バヨネットマウント付) |
焦点調節 | ピントグラス(フレネルレンズ付)上の画像による |
距離調節 | 大型ノブによる直進繰出式、焦点固定レバー付 |
距離目盛 | 標準レンズ用 メートル:0.5~10、無限大 フィート:20~30、無限大 |
ミラー | 降下式インスタントリターンシステム |
絞り | 完全自動絞り、瞬時開放式 |
手動絞り | 手動絞りボタンにより常時焦点深度検視可能 |
シャッター | 縦走りフォーカルプレーンシャッター シャッタースピード:倍数系列、中間速度可能、 B・1・1/2・1/4・1/8・1/15・1/30・1/60・1/125・1/250・1/500・1/1250秒・X(1/50) 長時間露出:1秒~10秒 無段階調節、解除可能 |
シャッターダイヤル | 一軸不回転、等間隔、倍数目盛 |
シンクロ接点 | FP接点-X接点自動切換式 バルブ使用範囲:FP級バルブ・・・全速度(Xを除く) M 級バルブ・・・B・1~1/250 F 級バルブ・・・B・1~1/15 スピードライト・・・X(1/50)・B・1~1/15 |
シンクロターミナル | ドイツ式(JISB型)特殊バヨネットアダプターによりフラッシュガンにノーコードコネクション |
内蔵セルフタイマー | 1秒~10秒、無段階調節、解除可能 |
フィルム交換 | ボディーと完全連動する交換フィルバック方式 |
フィルム装填 | 後蓋取外式、特殊中枠使用 |
巻上げ | 大型ノブによるシャッター同時巻上げ、盲送り、完全オート |
フィルムインジケーター | ASA 12・25・50・100・200・400・800 |
フィルムカウンター | 自動復元式 |
二重露出 | 二重露出ダイヤルのセットによる、自動解除式、反復可能 |
ピントフード | x4大型ルーペ付、取外して他種ファインダーと交換可能 |
外装 | 18-8ステンレス鋼板磨仕上 |
ボディー構造 | ボディ:強力精密プレスボディー バック:ダイキャスト |
サイズ | 89X86X136 |
重量 | 1,400g(標準レンズ付)、1,165g(ボディー) |
今回ご紹介するカメラは中判カメラのかなり珍しい初代ブロニカです。
当時、ハッセルブラッドに似ていたのでクレームを受けて製造中止になり個体数が少ないようです。
巻き上げ方法は右側のダイヤルを引っ張ることで巻き上げすることができます。
この時代のカメラで完動するものはなかなかないでしょうね、修理もできないようですので、悲しいものです。
今回のブロニカDはシャッター切れましたがスピードのズレが生じていました。
【カメラのダイヤルの数字=実際のシャッタースピード】
【1250=8】
【500=4】
【250=2】
【125=1】
【60=B】
【30=X】
【15=1250】
【8=500】
【4=250】
【2=125】
【1=60】
【B=30】
【X=15】
なぜこんなことになったのでしょう?
私はこのカメラは5台ほど触りましたが、何か縁があるカメラです。
ご覧下さった方スミマセン、販売済みになります。